大和市の
大和市で外壁塗装を検討している方にとって、自治体の助成金・補助金制度が利用できれば、大きな費用負担の軽減につながります。ただし、申請は工事着工前であったり、市指定業者への依頼が必要であったりなど、事前に知っておかないといけないポイントも多いです。
この記事では、大和市が実施している助成金・補助金制度の概要から、対象条件や申請に必要な書類・ステップ、そして助成金以外に外壁塗装費用を軽減する方法までをわかりやすく解説します。外壁塗装にかかるコストを少しでも抑えたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
目次
1. 2026年度の大和市の外壁塗装に関する助成金・補助金制度
大和市で実施している助成金・補助金制度は8件あります。
詳しくは以下の表をご参照ください。
※ 申請受付期間内であっても、予算が尽き次第終了となる可能性がありますのでご注意ください。
| 制度名 | みらいエコ住宅2026事業 |
| 助成金額 | リフォーム内容に応じた補助額合計(上限)は以下の通りです。 ・平成4年基準未達住宅 → 「平成28年基準相当」までの改修で 100万円/戸 ・平成11年基準未達住宅 → 「平成28年基準相当」までの改修で 80万円/戸 ・平成4年基準未達住宅 → 「平成11年基準相当」までの改修で 50万円/戸 ・平成11年基準未達住宅 → 「平成11年基準相当」までの改修で 40万円/戸 ※1申請あたり補助額合計が5万円以上である必要があります |
| 申請期間 | 2026年12月31日まで ※予算の上限に達した場合、期間内でも受付が終了となります ※詳細な開始日はホームページ等で別途公表予定 |
| 対象者 | ・補助対象事業の発注者(住宅所有者等) ・登録事業者を通じて申請する必要あり(事業者登録が必須) |
| 対象工事 | 以下、①~⑧の省エネ改修や子育て改修等のリフォーム工事等 ① 開口部の断熱改修(窓・ドア断熱改修等) ② 躯体の断熱改修(外壁・屋根・床断熱改修等) ③ エコ住宅設備の設置(高効率給湯器・高断熱浴槽等) ④ 子育て対応改修(子育て用設備等) ⑤ 防災性向上改修 ⑥ バリアフリー改修 ⑦ 換気・清浄機能付きエアコン設置等 ⑧ リフォーム瑕疵保険等への加入 ※複数の工事組合せによる性能向上を要件 ※以下の省エネ改修や関連工事の必須組合せで実施することが条件となります。(必須組み合わせの詳細条件は別途公式サイトにて公表) |
| 問い合わせ | みらいエコ住宅2026事業 お問い合わせ窓口 TEL:0570-081-789 ※受付時間 9:00〜17:00(土・日・祝含む) |
| 公式サイト | https://mirai-eco2026.mlit.go.jp/ |
| 制度名 | 木造住宅耐震診断費補助金制度 |
| 助成金額 | 10/10 ※上限66,000円(精密診断費用を原則全額助成) |
| 申請期間 | 毎年度募集(概ね当該年度1月中旬まで受付。受付期間は年度ごとに設定) |
| 対象者 | ・対象建築物:昭和56年5月31日以前に新築着工した在来軸組工法・地上2階建て以下の木造住宅(共同住宅・一部店舗等の兼用住宅を含む) ・診断実施者:市に事業者登録した建築士による診断に限る ・事前手続:これから精密診断を実施する人が対象(診断実施前の申請が前提) ・申請期限:概ね当該年度1月中旬まで ・市税等の滞納がないこと |
| 対象工事 | ・木造住宅の精密診断(一般診断法または精密診断法)の実施費用 |
| 問い合わせ | まちづくり部 建築指導課 建築住宅係 TEL:046-260-5422 |
| 公式サイト | https://www.city.yamato.lg.jp/gyosei/soshik/35/taisinka/4796.html |
| 制度名 | 大和市木造住宅耐震改修工事費等補助金制度 |
| 助成金額 | ・耐震補強工事費:1/5 ・工事監理費用等:1/2 ※これらの合計で上限50万円 |
| 申請期間 | 毎年度募集(工事完了は概ね当該年度1月末日まで。受付期間は年度ごとに設定) |
| 対象者 | ・対象住宅:市内にある木造住宅で、昭和56年5月31日以前に着工した一戸建て・長屋・共同住宅・兼用住宅(地階を除く2階建て以下、在来軸組み工法) ・耐震診断(一般診断法または精密診断法)の結果、総合評点が1.0未満であること ・建築基準法の建ぺい率・容積率規定に適合すること ・施工業者:原則、市に事業者登録した工務店等に限る ・市税等の滞納がないこと |
| 対象工事 | ・基礎、柱、はり、筋かい、耐力壁の補強工事 ・屋根の葺き替え等による軽量化工事 ・診断者による現場施工確認の立会い、耐震改修後の耐震診断報告 |
| 問い合わせ | まちづくり部 建築指導課 建築住宅係 TEL:046-260-5422 |
| 公式サイト | https://www.city.yamato.lg.jp/gyosei/soshik/35/taisinka/4702.html |
| 制度名 | マンション耐震診断費補助金制度 |
| 助成金額 | ・予備診断:上限20万円/棟 ・本診断(緊急輸送路を塞ぐおそれのあるもの):2/3 ※上限200万円/棟(延べ面積1,000m2未満は1m2あたり2,000円) ・本診断(その他):1/2 ※上限150万円/棟(延べ面積1,000m2未満は1m2あたり1,500円) |
| 申請期間 | 毎年度募集(当該年度4月頃〜12月末頃まで) |
| 対象者 | ・対象建築物:昭和56年5月31日以前に建築確認を得て新築着工した分譲マンションで、住戸数の過半数が区分所有者の居住用であるもの ・延べ面積の1/2を超える部分が共同住宅であり、建築図面(平面図・構造図等)があること ・申請者:管理組合(団体または法人) ・事前手続:予備診断・本診断ともに実施前の事前相談が必須 |
| 対象工事 | ・予備診断(簡易な方法による本診断の必要性判断) ・本診断(耐震改修促進法の規定による地震安全性評価) |
| 問い合わせ | まちづくり部 建築指導課 建築住宅係 TEL:046-260-5422 |
| 公式サイト | https://www.city.yamato.lg.jp/gyosei/soshik/35/taisinka/4792.html |
| 制度名 | ブロック塀等撤去費及び改善費補助金制度 |
| 助成金額 | 市の標準工事費と業者見積書の対象工事金額のいずれか少ない額 ※撤去費・改善費合算で上限30万円 |
| 申請期間 | 毎年度募集(受付期間は年度ごとに設定) |
| 対象者 | ・対象:道路に面するブロック塀等で、安全性チェックシートによる点検の結果、適法性または安全性が確認できないと判断されたもの ・施工業者:原則、市内業者の施工に限る ・事前手続:工事着手前に交付申請を行い、交付決定通知を受けること |
| 対象工事 | ・ブロック塀等の全部または一部を撤去する工事 ・撤去に併せて行うフェンス等への改善工事 |
| 問い合わせ | まちづくり部 建築指導課 建築住宅係 TEL:046-260-5422 |
| 公式サイト | https://www.city.yamato.lg.jp/gyosei/soshik/35/taisinka/4711.html |
| 制度名 | 大和市地域脱炭素移行・再エネ推進重点対策加速化事業補助金(太陽光発電設備・蓄電池) |
| 助成金額 | ・太陽光発電設備:出力合計(kW)またはパワーコンディショナー定格出力(kW)のいずれか小さい値(小数点以下切捨て)×7万円と、設置費用のいずれか少ない額 ・家庭用蓄電池:蓄電容量(kWh)×15.5万円と設置費用のいずれか少ない額の1/3(千円未満切捨て) |
| 申請期間 | 令和8年4月10日〜令和9年1月29日(先着順。予算に達した場合は期間中でも受付終了) |
| 対象者 | ・対象:大和市内の住宅に太陽光発電設備と家庭用蓄電池(5kWh以上20kWh以下)を同時設置する人(自己所有または0円ソーラー方式) ・蓄電池の代わりにV2H充放電設備(本補助の対象外)を設置する場合は、太陽光発電設備の設置のみが補助対象 ・契約締結日・工事着手日が令和8年4月1日以降であること ・国のFIT・FIP認定を取得しないこと ・発電した電力の3割以上を自家消費すること ・事前手続:設置前に交付申請し、交付決定通知後に着工 ・法定耐用年数(太陽光17年・蓄電池6年)の期間内は財産処分等に市長承認が必要 |
| 対象工事 | ・太陽光発電設備の設置工事 ・家庭用蓄電池の設置工事 |
| 問い合わせ | 環境共生部 環境総務課 地球環境係 TEL:046-260-5493 |
| 公式サイト | https://www.city.yamato.lg.jp/gyosei/soshik/24/sumai/hojo_josei/20402.html |
| 制度名 | 住宅用太陽光発電システム等設置費補助金 |
| 助成金額 | ・太陽光発電設備:1kWあたり10,000円 ※上限40,000円 ・家庭用蓄電池(太陽光と同時設置の場合のみ):上限30,000円 |
| 申請期間 | 令和8年4月1日〜令和9年2月15日(先着順。予算に達した場合は期間中でも募集終了) |
| 対象者 | ・対象:市内住宅に太陽光発電システム(10kW未満)・リチウムイオン蓄電池(太陽光と同時設置に限る)を設置する、市内に自ら居住する(または実績報告までに居住予定の)個人 ・大和市の市税等に滞納がないこと ・電力会社と電灯契約を締結していること ・固定価格買取制度(FIT)の事業計画認定を実績報告提出期限までに取得すること(必須) ・事前手続:設置前に交付申請し、交付決定通知後に着工 ・実績報告:設置完了日翌日から30日以内、または令和9年3月15日のいずれか早い日まで |
| 対象工事 | ・住宅用太陽光発電システムの設置工事 ・リチウムイオン蓄電池の設置工事(太陽光発電システムと同時設置のみ対象) |
| 問い合わせ | 環境共生部 環境総務課 地球環境係 TEL:046-260-5493 |
| 公式サイト | https://www.city.yamato.lg.jp/gyosei/soshik/24/sumai/hojo_josei/11916.html |
| 制度名 | 大和市地域脱炭素移行・再エネ推進重点対策加速化事業補助金(断熱改修) |
| 助成金額 | 1/3 ・戸建住宅:上限120万円/戸(うち玄関ドアは上限5万円/戸) ・集合住宅(個別・全体):上限15万円/戸(玄関ドアを改修する場合は上限20万円/戸) |
| 申請期間 | 令和8年4月10日〜令和9年1月29日(先着順。予算に達した場合は期間中でも募集終了) |
| 対象者 | ・対象:大和市内にある既存住宅(戸建て・集合住宅) ・対象建材:断熱材・窓・ガラス・玄関ドア(環境省補助対象製品であること) ・契約日が令和8年4月1日以降であること ・事前手続:設置前に交付申請し、交付決定通知後に着工 ・実績報告:工事完了日翌日から60日以内または令和9年2月19日のいずれか早い日まで ※断熱部位ごとの最低改修率など詳細要件は市の申請の手引きを確認すること |
| 対象工事 | ・断熱材による断熱改修工事 ・窓・ガラスの断熱改修工事 ・玄関ドアの改修工事 |
| 問い合わせ | 環境共生部 環境総務課 地球環境係 TEL:046-260-5493 |
| 公式サイト | https://www.city.yamato.lg.jp/gyosei/soshik/24/sumai/hojo_josei/21788.html |
2. 助成金・補助金申請の基本条件
外壁塗装を含むリフォームに関する助成金や補助金を受け取るためには、共通として以下のような基本的な条件がありますので注意してください。
申請期間内&工事開始前に申請が必要
受付期間を過ぎた申請や、すでに着工済みの工事は助成・補助の対象外になる場合が多いです。
申請予定内の業者に依頼して工事を行うこと
多くの自治体で、市内登録業者や市が認定した業者による施工が要件となっています。
税金の滞納がないこと
市税(住民税や固定資産税など)を滞納している場合、助成金・補助金が受けられない可能性があります
この他、工事費用の金額がいくら以上など、地域および制度によって条件がある場合がありますので、詳細は必ず各自治体に確認するようにしましょう。
3. 助成金・補助金の申請から交付までの流れ
助成金や補助金の申請から交付までは、以下のステップが一般的です。ただし、制度によって異なる場合もありますので、詳細は必ず公式情報をご確認ください。
①施工業者に外壁塗装の見積もりを依頼する
・助成金・補助金申請の条件を満たすためには、見積書が必要です
・大和市の制度では、市内の登録業者・指定業者による施工が求められる場合があります
②助成金・補助金の申請(工事着工前)
・申請書類一式(見積書や納税証明書、本人確認書類など)を提出します
・必要に応じて自治体の窓口へ相談し、不明点を事前に解消しておきましょう
③審査結果の連絡
・受付後、2週間~1ヶ月程度で審査結果が届くのが一般的です
・問題がなければ「交付決定通知」が届きますので、指定された時期以降に工事を始めてください
④外壁塗装工事の開始
・交付決定通知の後に着工します
・工事中の写真などが必要な場合もあるため、指示内容をよく確認しましょう
⑤工事完了後の実績報告書・請求書の提出
・工事が完了したら、指定フォーマットで報告書を作成し、請求書や写真などを提出します
・不備があると助成金・補助金の交付が遅れることがあります
⑥助成金・補助金の交付
・最終的に交付金額が確定し、2週間~1ヶ月程度で指定口座に振り込まれるのが通常です
4. 助成金・補助金以外で外壁塗装を安くする方法
助成金や補助金を活用しても、全額カバーできるわけではありません。より費用を抑えたいという方は、以下も併せて検討しましょう。
地元業者の利用
地域密着型の業者に直接依頼すると、ハウスメーカー等の仲介業者に依頼した場合に発生する中間マージンがかからなくなるため、見積もりが比較的低額になることがあります。
外壁・屋根の同時施工
外壁と屋根を同時に施工することで、 足場設置費用などを一度で済ませられるため、同時に工事することで総費用を削減できることができます。
塗料のグレード選定
目的や予算に応じて、耐久性と価格のバランスが良い塗料を選ぶと、コストパフォーマンスが高まります。なお、助成金対象として指定される塗料がある場合もあるため、必ず確認しておきましょう。
火災保険の利用
風災や雪災の被害による外壁・屋根の損傷などは、火災保険の補償範囲になる場合があります。加入している保険によって適用条件が異なるため、事前に確認しておきましょう。
ローン(住宅ローン減税)の利用
ローンで支払いを行うことで、初期費用を抑えることができます。また、一定の条件を満たせば住宅ローン減税・控除の対象となることもあります。
相見積もり&値引き交渉
複数の業者から見積もりを取り、費用やサービス内容を比較検討しましょう。条件次第では値引き交渉が可能な場合もあります。
キャンペーンの利用
塗装業者が独自のキャンペーンを開催している場合があります。キャッシュバックやギフト券プレゼントなどの特典が受けられる場合がありますので、定期的に情報を確認するとよいでしょう。
5. まとめ
大和市では
「みらいエコ住宅2026事業」
「木造住宅耐震診断費補助金制度」
「大和市木造住宅耐震改修工事費等補助金制度」
「マンション耐震診断費補助金制度」
「ブロック塀等撤去費及び改善費補助金制度」
「大和市地域脱炭素移行・再エネ推進重点対策加速化事業補助金(太陽光発電設備・蓄電池)」
「住宅用太陽光発電システム等設置費補助金」
「大和市地域脱炭素移行・再エネ推進重点対策加速化事業補助金(断熱改修)」
が利用でき、外壁塗装をはじめとしたリフォーム費用を一部補助してもらうことができます。
しかし、申請には工事着工前であることや指定業者の利用など、いくつかの重要な条件があります。
さらに、予算の上限に達し次第、受付が早期に終了する可能性もあるため、できるだけ早めに情報収集と見積もり取得を行いましょう。
疑問点があれば、まずは大和市の住宅政策課や施工業者へ相談し、書類やスケジュールをしっかり確認することが大切です。
助成金制度を賢く活用すれば、外壁塗装にかかる費用を大きく抑えられる可能性がありますので、ぜひ検討してみてください。
「外壁塗装のゼーンブ」でもお住まいの地域に関する助成金・補助金についての相談や地元の施工業者の紹介が可能ですので、お気軽にお問い合わせください。

