外壁洗浄

外壁に付いた汚れやカビが気になっているけれど、どうやって掃除すればいいのか分からないという方は多いのではないでしょうか。外壁掃除は、適切な方法で行なえば自分でも十分にできます。

【結論|外壁掃除は軽度な汚れなら自分でできる】
ブラシやスポンジを使った基本的な掃除方法から、高圧洗浄機を使った本格的な洗浄まで、外壁の状態に応じた掃除方法があります。ただし、外壁材を傷めないための注意点や、高所作業の安全対策も必要です。

この記事で分かること
◯外壁掃除の必要性と効果
◯ブラシ・高圧洗浄機を使った具体的な掃除方法
◯外壁材別の掃除の注意点
◯おすすめの洗剤と選び方
◯プロに依頼すべきケースと費用相場

この記事が役立つ方
◯外壁の汚れを自分で落としたい方
◯高圧洗浄機の使い方を知りたい方
◯外壁掃除の注意点を知りたい方
◯業者に依頼すべきか判断したい方

それでは、外壁掃除の方法を詳しく見ていきましょう。

1. 外壁掃除の必要性と効果

外壁は毎日、雨や風、紫外線にさらされています。時間が経つにつれて、埃や排気ガス、カビ、苔などの汚れが付着してしまいます。これらの汚れを放置すると、建物にさまざまな悪影響を及ぼすため、定期的な掃除が必要です。

外壁のカビ

1-1. 外壁の汚れを放置するとどうなる?

外壁の汚れを放置すると、以下のような問題が発生する可能性があります。

見た目の悪化

外壁に汚れが蓄積すると、家全体の印象が悪くなります。特にカビや苔による黒ずみや緑色の汚れは目立ちやすく、築年数以上に古く見えてしまいます。

戸建て住宅だけでなく、アパートやマンションなどの集合住宅でも、外壁の汚れは入居率や資産価値に影響を与える可能性があります。

外壁材の劣化促進

カビや苔は、外壁の表面に根を張って繁殖します。これにより、塗装や外壁材自体が劣化しやすくなります。

特に、塗装の防水機能が低下すると、雨水が外壁内部に浸入しやすくなり、ひび割れや剥がれの原因となります。さらに進行すると、建物内部の木材や断熱材にまで影響が及ぶこともあります。

カビ・苔の繁殖

一度カビや苔が発生すると、湿気の多い環境ではどんどん広がっていきます。特に北側の外壁や日当たりの悪い場所は要注意です。

カビの胞子は空気中に飛散するため、放置すると室内環境にも悪影響を及ぼす可能性があります。

1-2. 外壁掃除で得られる効果

外壁を定期的に掃除することで、以下のような効果が得られます。

美観の回復

汚れを落とすことで、家の外観が見違えるほど綺麗になります。新築時のような美しさを取り戻すことはできなくても、清潔感のある印象を保つことができます。

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掃除前

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掃除後

外壁が綺麗になると、家全体の雰囲気が明るくなり、住んでいる方自身も気持ちよく過ごせます。

建物の寿命を延ばす

汚れを取り除くことで、外壁材や塗装の劣化を遅らせることができます。特にカビや苔を早めに除去すれば、外壁の防水機能を長持ちさせることができます。

定期的なメンテナンスは、大規模な修繕や塗り替えの時期を先延ばしにすることにもつながります。

塗装前の下地調整

外壁塗装を行なう際には、必ず高圧洗浄による下地処理が必要です。汚れが残ったまま塗装すると、塗料の密着性が低下し、すぐに剥がれてしまう原因となります。

普段から外壁を綺麗に保っておけば、いざ塗装を行なう際にもスムーズに作業が進みます。

2. 外壁掃除の基本的な方法

外壁の掃除方法は、汚れの種類や範囲によって異なります。ここでは、自分でできる代表的な掃除方法を紹介します。

2-1. ブラシ・スポンジを使った掃除

比較的軽い汚れや、狭い範囲の掃除には、ブラシやスポンジを使った手作業が適しています。家庭にある道具で手軽に行なえるため、初めて外壁掃除をする方におすすめです。

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用意するもの

◯やわらかいブラシまたはスポンジ
◯バケツ
◯ホース
◯雑巾
◯外壁用洗剤または中性洗剤

掃除の手順

  1. ホースで外壁全体に水をかけ、表面のホコリや砂を洗い流します。上から下へ、ゆっくりと水をかけていきましょう。
  2. バケツにぬるま湯と洗剤を入れて、よく混ぜます。外壁用洗剤を使う場合は、製品の説明書に従って希釈してください。
  3. ブラシやスポンジに洗剤液を含ませ、外壁を優しくこすります。力を入れすぎると外壁を傷める原因になるため、軽くこする程度で十分です。
  4. 汚れが落ちたら、ホースで洗剤をしっかりと洗い流します。洗剤が残ると、シミや変色の原因になります。
  5. 手の届く範囲の作業が終わったら、雑巾で水分を拭き取ります。

適した汚れの種類

◯軽度のホコリや砂汚れ
◯排気ガスによる黒ずみ
◯軽いカビや苔

ブラシやスポンジでの掃除は、手作業のため時間と労力がかかります。しかし、外壁を傷めるリスクが低く、細かい部分まで丁寧に掃除できるのがメリットです。

広範囲の汚れや、ブラシでは落ちないしつこい汚れには、高圧洗浄機が有効です。高圧洗浄機は、水を高い圧力で噴射することで、汚れを吹き飛ばす機械です。

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高圧洗浄機の選び方

高圧洗浄機には、家庭用と業務用があります。外壁掃除には、家庭用の高圧洗浄機で十分です。主なメーカーには、ケルヒャー、リョービ、日立工機などがあります。

価格は1万円〜5万円程度で、性能や機能によって異なります。購入する際は、以下のポイントを確認しましょう。

◯水圧の調整ができるか
◯静音性が高いか
◯付属品(ノズル、ホースなど)が充実しているか

使用方法と注意点

  1. 水道ホースと高圧洗浄機を接続し、電源を入れます。
  2. ノズルを外壁から20〜30cm程度離し、水を噴射します。
  3. 上から下へ、一定の速度で移動させながら洗浄します。同じ場所に長時間当て続けないように注意してください。
  4. 汚れが落ちにくい場合は、ノズルを近づけるか、水圧を上げて調整します。ただし、外壁を傷めないよう、少しずつ調整しましょう。
  5. 作業が終わったら、電源を切り、機械を片付けます。

適した汚れの種類

◯広範囲のホコリや砂汚れ
◯頑固なカビや苔
◯雨だれによる黒ずみ

高圧洗浄機は効率的ですが、水圧が強すぎると外壁を傷める可能性があります。特にサイディングやモルタルなどの外壁材は、塗装が剥がれやすいため注意が必要です。

外壁塗装の高圧洗浄とは?なぜ必要?費用や作業時間についても解説!

2-3. 外壁材別の掃除方法

外壁材によって、適切な掃除方法や注意点が異なります。ここでは、代表的な外壁材ごとの掃除方法を紹介します。

サイディング

サイディングは、日本の戸建て住宅で最も多く使われている外壁材です。表面に塗装が施されているため、強くこすったり、高圧洗浄機の水圧が強すぎたりすると、塗装が剥がれる可能性があります。

掃除の際は、やわらかいブラシやスポンジを使い、優しくこすりましょう。高圧洗浄機を使う場合は、水圧を低めに設定し、ノズルを外壁から十分に離してください。

また、サイディングの目地部分にはシーリング材が充填されています。シーリングは劣化しやすいため、直接水を当てないように注意しましょう。

モルタル

モルタルは、セメントと砂を混ぜた外壁材で、昔ながらの住宅に多く見られます。表面に凹凸があるため、汚れが溜まりやすい特徴があります。

掃除の際は、ブラシでこすっても傷みにくいですが、あまり力を入れすぎると、モルタル自体が削れてしまうことがあります。高圧洗浄機を使う場合も、水圧に注意してください。

モルタルにひび割れがある場合は、そこから水が浸入する可能性があるため、掃除の前に補修しておくことをおすすめします。

タイル

タイルは、耐久性が高く、汚れにも強い外壁材です。ただし、目地部分は汚れが溜まりやすいため、ブラシで丁寧に掃除する必要があります。

タイル自体は傷つきにくいですが、目地のセメントは劣化しやすいため、強くこすったり、高圧洗浄機を近づけすぎたりしないように注意しましょう。

漆喰

漆喰は、自然素材を使った外壁材で、調湿性や防カビ性に優れています。ただし、水に弱いため、高圧洗浄機の使用は避けるべきです。

掃除の際は、水を含ませたスポンジで優しく拭き取る程度にとどめましょう。頑固な汚れがある場合は、専門業者に相談することをおすすめします。

3. 外壁掃除におすすめの洗剤

外壁掃除には、汚れの種類に応じた洗剤を使うことで、より効果的に汚れを落とすことができます。ここでは、おすすめの洗剤と選び方を紹介します。

3-1. 初心者向けの洗剤

外壁掃除が初めての方や、軽度の汚れを落としたい場合は、以下の洗剤がおすすめです。

中性洗剤

家庭用の食器洗い洗剤などの中性洗剤は、外壁掃除にも使えます。外壁材を傷めるリスクが低く、安全に使用できるのがメリットです。

使い方は、バケツにぬるま湯を入れ、中性洗剤を数滴垂らして混ぜます。ブラシやスポンジに含ませて、外壁を優しくこすりましょう。

市販の外壁用洗剤

ホームセンターや通販で購入できる外壁用洗剤もおすすめです。外壁の汚れに特化した成分が配合されており、効果的に汚れを落とすことができます。

代表的な製品には、以下のようなものがあります。

◯アサヒペン「サイディング・タイル壁用外壁洗浄剤」

D060 サイディング・タイル壁用外壁洗浄剤 アサヒペン 18835294

・用途:サイディング、タイルなどの外壁汚れ落とし
・成分:脂肪酸塩

 ◯30 SECONDS「ワンステップ・スプレー・クリーナー」

・用途:カビ、苔、黒ずみなどの除去
・特徴:スプレーするだけで汚れが落ちる

3-2. カビ・苔に効く洗剤

頑固なカビや苔を落としたい場合は、専用の洗剤を使いましょう。

塩素系洗剤

塩素系洗剤は、カビや苔を分解する効果があります。ただし、刺激が強いため、使用する際は手袋やマスクを着用し、換気を十分に行なってください。

また、塩素系洗剤は金属を腐食させる可能性があるため、アルミサッシや金属製の付帯部には使用しないように注意しましょう。

専用のカビ・苔除去剤

カビや苔の除去に特化した洗剤も販売されています。代表的な製品には、以下のようなものがあります。

◯東京企画「キエールコケ・カビ」

東京企画販売 キエ~ル コケ・カビ 400mL TKTY-001

・用途:外壁、ブロック塀、コンクリート塀などの苔の除去
・成分:塩化アルキルジメチルベンジルアンモニウム、銅化合物、防腐剤
・特徴:スプレーするだけで水洗い不要

 ◯藤倉化成「ステイクリーン洗浄剤NEO」

外壁洗浄剤 ステイクリーンNEO

・用途:外壁の藻や苔の洗浄
・成分:次亜塩素酸ナトリウム(塩素系)、水酸化ナトリウム、界面活性剤
・特徴:水で薄めずにそのまま使える強力な洗浄剤

3-3. 洗剤を使う際の注意点

外壁掃除で洗剤を使う際は、以下の点に注意してください。

希釈方法

洗剤を使う際は、製品の説明書に従って正しく希釈しましょう。濃すぎると外壁を傷める原因になり、薄すぎると効果が得られません。

使用してはいけない洗剤

以下の洗剤は、外壁に使用しないでください。

◯研磨剤入りの洗剤
◯酸性の強い洗剤(サンポールなど)
◯アルカリ性の強い洗剤(カビキラーなど)

これらの洗剤は、外壁の塗装や素材を傷める可能性があります。

周囲への配慮

洗剤を使用する際は、周囲の植物や車、隣家への飛散に注意してください。植物に洗剤がかかると枯れる原因になります。また、車に洗剤がかかると、塗装にダメージを与える可能性があります。

作業前に、周囲をビニールシートなどで養生しておくと安心です。

外壁掃除を自分でする方法|汚れ落としの手順と注意点を完全解説

4. 外壁掃除で絶対にやってはいけないこと

外壁掃除を行なう際は、外壁を傷めたり、安全面でのリスクを高めたりしないために、以下の点に注意してください。

4-1. 外壁を傷める行為

研磨剤の使用

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研磨剤入りの洗剤やクレンザーを使うと、外壁の表面に細かい傷がつきます。特に塗装面は、一度傷がつくと塗装の剥がれや変色の原因になります。

強くこする

ブラシやスポンジで強くこすると、外壁の塗装が剥がれたり、素材が削れたりする可能性があります。特にサイディングやモルタルは、表面が柔らかいため注意が必要です。

汚れを落とす際は、優しく、繰り返しこするようにしましょう。

高圧洗浄機の水圧が強すぎる

高圧洗浄機の水圧が強すぎると、塗装が剥がれたり、外壁材が傷ついたりする可能性があります。特に以下の箇所には注意してください。

◯サイディングの目地部分
◯ひび割れがある箇所
◯劣化が進んでいる箇所

高圧洗浄機を使う際は、まず水圧を低めに設定し、外壁の反応を確認しながら少しずつ調整しましょう。

4-2. 安全面での注意点

高所作業の危険性

2階部分の外壁や、手の届かない高い場所を掃除する際は、はしごや脚立を使います。しかし、高所作業は転落のリスクが高いため、十分な注意が必要です。

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◯はしごや脚立は、必ず安定した場所に設置する
◯作業中は、必ず誰かに支えてもらう
◯無理な姿勢での作業は避ける

高所作業に不安がある場合は、無理をせずに専門業者に依頼することをおすすめします。

電気配線への水の飛散

外壁には、エアコンの室外機や電気メーター、配線などがあります。これらに水がかかると、感電や故障の原因になります。

掃除の際は、電気配線周りをビニールシートで覆うなど、養生をしっかりと行ないましょう。

隣家への配慮

高圧洗浄機を使うと、水や汚れが周囲に飛散します。隣家の外壁や窓、車などに汚れが付着すると、トラブルの原因になります。

作業前に、隣近所の方に一声かけておくと安心です。また、風の強い日は作業を避けるようにしましょう。

屋根塗装の高圧洗浄をわかりやすく解説|押さえておきたい知識まとめ

5. 高圧洗浄機の選び方と使い方

高圧洗浄機は、外壁掃除を効率的に行なうための便利な道具です。ここでは、高圧洗浄機の選び方と、正しい使い方を詳しく解説します。

5-1. 高圧洗浄機の種類と特徴

高圧洗浄機には、動力の違いによって以下の3つのタイプがあります。

ガソリンエンジン型

ガソリンを燃料として動く高圧洗浄機です。

◯メリット
・水圧が高く、汚れをしっかり落とせる
・電源がない場所でも使える

◯デメリット
・音が大きい
・重量がある
・価格が高い(5万円〜10万円程度)

業務用として使われることが多く、家庭での使用にはあまり向いていません。

◯おすすめのメーカー:ケルヒャー(Karcher)

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・ドイツのメーカーで、世界的に有名
・製品ラインナップが豊富
・K2〜K5の数字が大きいほど高性能

インダクションモーター型

静音性に優れた高圧洗浄機です。

◯メリット
・音が小さい
・耐久性が高い

◯デメリット
・50Hz用と60Hz用に分かれているため、東日本か西日本のどちらかでしか使えない
・価格がやや高い(3万円〜5万円程度)

音が気になる方や、長く使いたい方におすすめです。

◯おすすめのメーカー:リョービ(RYOBI)

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・国内トップシェアのメーカー
・静音モード搭載モデルあり
・グッドデザイン賞受賞

ユニバーサルモーター型

家庭用として最も一般的なタイプです。

◯メリット
・東日本、西日本のどちらでも使える
・価格が手頃(1万円〜3万円程度)

◯デメリット
・音が大きい
・耐久性が低い

初めて高圧洗浄機を購入する方や、予算を抑えたい方におすすめです。

◯おすすめのメーカー:日立工機(HITACHI)

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・節水型モデルが充実
・アタッチメントが豊富

5-2. 高圧洗浄機の正しい使い方

高圧洗浄機を使う際は、以下の手順で作業を行ないましょう。

準備

  1. 水道栓を締めた状態で、ホースと本体を接続します。
  2. 水道栓を開けます。
  3. 電源プラグをコンセントに差し込みます。
  4. 電源を入れます。

洗浄作業

  1. トリガーを引いて水を出します。
  2. ノズルを外壁から20〜30cm程度離し、水を噴射します。
  3. 上から下へ、一定の速度で移動させながら洗浄します。同じ場所に長時間当てないように注意してください。
  4. 汚れが落ちにくい場合は、ノズルを近づけるか、水圧を上げて調整します。

片付け

  1. 電源を切ります。
  2. 電源プラグをコンセントから抜きます。
  3. 水道栓を閉めます。
  4. トリガーを引いて、残っている水を抜きます。
  5. 水道ホースを本体から外します。
  6. 部品を収納します。

水圧の調整

外壁掃除に適した水圧は、外壁材の種類や汚れの程度によって異なります。以下を目安にしてください。

◯サイディング:低中程度の水圧
◯モルタル:中程度の水圧
◯タイル:中高程度の水圧

最初は低い水圧から始め、汚れの落ち具合を確認しながら少しずつ調整しましょう。

ノズルの角度と距離

ノズルを外壁に対して垂直に向けると、水圧が集中して外壁を傷める可能性があります。ノズルは、外壁に対して30〜45度の角度で向けましょう。

また、ノズルと外壁の距離は20〜30cmを保つようにしてください。近すぎると外壁を傷め、遠すぎると汚れが落ちにくくなります。

作業の順序

高圧洗浄機での掃除は、必ず上から下へ向かって行ないます。下から上へ洗浄すると、汚れた水が既に洗浄した部分に流れてしまい、二度手間になります。

また、一箇所を集中的に洗うのではなく、広い範囲を均等に洗浄するようにしましょう。

6. プロに外壁掃除を依頼する場合

自分で外壁掃除をする自信がない、高所の汚れが落とせない、という場合は、プロの業者に依頼するのも一つの方法です。

高圧洗浄

6-1. プロに依頼すべきケース

以下のような場合は、プロに依頼することをおすすめします。

高所の汚れ

2階以上の高さにある外壁の汚れは、素人が掃除するには危険が伴います。はしごや脚立での作業は、転落事故のリスクが高いため、プロに任せた方が安全です。

プロの業者は、足場を組むか、高所作業車を使って安全に作業を行ないます。

頑固なカビ・苔

長年放置されたカビや苔は、家庭用の洗剤や高圧洗浄機では落としきれないことがあります。このような場合は、プロが使用する業務用の洗剤や機材が必要です。

特にバイオ洗浄と呼ばれる専門的な洗浄方法は、カビや苔の根本から除去し、再発を防ぐ効果があります。

外壁塗装前の洗浄

外壁塗装を行なう前には、必ず高圧洗浄による下地処理が必要です。この作業は、塗装の仕上がりや耐久性に直結するため、プロに任せた方が確実です。

外壁塗装を検討している場合は、洗浄も含めて業者に依頼することをおすすめします。

6-2. 業者に依頼した場合の費用相場

外壁掃除を業者に依頼した場合の費用相場は、以下の通りです。

高圧洗浄の単価

一般的な高圧洗浄の費用は、1㎡あたり100円〜300円程度が目安です。30坪の戸建て住宅の場合、外壁面積は約120〜150㎡なので、費用は12,000円〜45,000円程度となります。

ただし、以下の要素によって費用は変動します。

◯住宅の大きさや階数
◯汚れの程度
◯使用する洗剤や機材
◯足場の必要性

バイオ洗浄などの特殊洗浄

バイオ洗浄は、植物性の洗剤を使ってカビや苔を分解する専門的な洗浄方法です。通常の高圧洗浄よりも費用は高くなり、1㎡あたり300円〜500円程度が相場です。

ただし、バイオ洗浄はカビや苔の再発を抑える効果があるため、長期的に見ればコストパフォーマンスが高いといえます。

その他の費用

外壁掃除を業者に依頼する際は、以下の費用も発生する可能性があります。

◯足場設置費用:1㎡あたり700円〜1,000円程度
◯駐車場代:1日あたり1,000円〜3,000円程度
◯出張費:地域によって異なる

見積もりを依頼する際は、これらの費用が含まれているか確認しましょう。

6-3. 信頼できる業者の選び方

外壁掃除を業者に依頼する際は、以下のポイントを確認して、信頼できる業者を選びましょう。

見積もりの取り方

必ず3社以上から相見積もりを取りましょう。複数の業者を比較することで、適正価格を把握できます。

見積もりを依頼する際は、以下の点を伝えましょう。

◯住宅の築年数と外壁材の種類
◯汚れの程度(写真があれば尚良い)
◯希望する作業内容(高圧洗浄のみ、バイオ洗浄など)

確認すべきポイント

見積書を受け取ったら、以下の点を確認してください。

◯工事項目が明確に記載されているか
◯使用する洗剤や機材が明記されているか
◯作業範囲が具体的に示されているか
◯保証内容が記載されているか

見積書の内容が曖昧な業者や、説明が不十分な業者は避けた方が良いでしょう。

信頼できる業者の特徴

以下のような特徴を持つ業者は、信頼できる可能性が高いです。

◯施工実績が豊富
◯口コミや評判が良い
◯見積もり内容が詳細で、説明が丁寧
◯アフターフォローや保証が充実している
◯契約を急かさない

避けるべき業者の特徴

以下のような業者には注意が必要です。

◯大幅な値引きを提示する
◯契約を急かす
◯見積もりが曖昧で、詳細を説明しない
◯訪問販売で突然やってくる

特に、訪問販売で「今だけ特別価格」などと言って契約を迫る業者は、悪質な業者の可能性が高いため注意してください。

7. まとめ|外壁掃除で美観を保ち建物を長持ちさせよう

外壁掃除は、建物の美観を保ち、寿命を延ばすために欠かせないメンテナンスです。軽度の汚れであれば、ブラシやスポンジを使って自分で掃除することができます。広範囲の汚れや頑固なカビ・苔には、高圧洗浄機が効果的です。

ただし、外壁掃除を行なう際は、外壁材を傷めないように注意し、安全対策を十分に講じることが重要です。高所作業や、自分では落とせない汚れがある場合は、無理をせずにプロの業者に依頼しましょう。

この記事のポイント
◯外壁の汚れを放置すると、美観の悪化や外壁材の劣化につながる
◯軽度の汚れはブラシやスポンジで、頑固な汚れは高圧洗浄機で落とせる
◯外壁材の種類に応じて、適切な掃除方法を選ぶことが大切
◯洗剤は汚れの種類に応じて選び、使用方法を守る
◯高所作業や頑固な汚れは、プロに依頼する方が安全で確実

外壁掃除を定期的に行なうことで、家の美しさを保ち、大切な建物を長持ちさせることができます。ぜひこの記事を参考に、外壁掃除に挑戦してみてください。

もし、自分で掃除するのが難しい、プロに任せたいとお考えの方は、『外壁塗装のゼーンブ』にお任せ下さい。納得のいく業者選びができるよう
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